サークル「USDC」、トロンのネイティブサポート終了へ
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トロンのネイティブUSDCが発行終了 「USD Coin(USDC)」等のステーブルコインを発行する米サークル(Circle Internet Financial)が、トロンブロックチェーン上での「USDC」のサポートを終了することを2月20日発表した。 発表によるとトロン上での「USDC」のミント(鋳造/発行)は既に終了しており、サポートは段階的に中止していくとのこと。 サポート終了の理由についてサークルは「リスク管理フレームワークの一環として、サークルは『USDC』がサポートされているすべてのブロックチェーンの適合性を継続的に評価しています。 トロンでの『USDC』のサポートを中止するという当社の決定は、当社全体のビジネス組織、コンプライアンス、およびその他の機能を含む全社的なアプローチの結果です」と説明。 またサークルは「この措置は、『USDC』がインターネット上で主要な規制対象のデジタルドルである特徴たる、『USDC』の信頼性、透明性、安全性を確保するための当社の取り組みと一致しています」と述べている。 サークルの企業および機関投資家の顧客については、2025年2月までトロン上の「USDC」を他のブロックチェーンへ移行するサポートを行うとのこと。またサークルを通じて法定通貨への引き換えも受け付けるとのこと。 また個人投資家やサークルの顧客でない企業・機関については、トロン上の「USDC」を小売の取引所または販売店、オン/オフランププロバイダーへ送金し、「USDC」をサポートしている他のブロックチェーンへ移行や法定通貨へ引き換えることが勧められている。 今回のトロンサポート終了により「USDC」をネイティブサポートするブロックチェーンは14になった。 現在「USDC」は、イーサリアム(Ethereum)、ソラナ(Solana)、アルゴランド(Algorand)、アバランチ(Avalanche)、ヘデラ(Hedera)、ステラ(Stellar)、ノーブル(Noble:コスモスエコシステム)、フロウ(Flow)、アービトラムワン(Arbitrum One)、ベース(Base)、OPメインネット(OP Mainnet)、ニア(NEAR)、ポルカドット(Polkadot)エコシステム、ポリゴンPoS(Polygon PoS)でネイティブ発行されている。 なお今年1月にサークルは、新たにセロ(Celo)のネットワーク上で「USDC」をサポートする予定だと発表している。 関連ニュース サークル「USDC」、セロ(CELO)にネイティブ対応へ チェーンリンク「CCIP」がサークル「CCTP」と統合、クロスチェーンアプリで「USDC」利用可能に USDC発行の米サークル、IPOを守秘義務付きで申請 SBI、サークルと提携で米ドルステーブルコイン「USDC」取り扱いへ=報道 米サークル、ブリッジ「USDC」の標準規格を発表 参考:サークルimages:iStocks/NaN Source: https://www.neweconomy.jp/posts/372134
Filed under: News - @ February 21, 2024 2:24 am